雑文集 II


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エンターテインメント ブック
開発者 オドネル・ケビン
0.99 USD

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初めまして、オドネル・ケビンと言います。24歳のアメリカ人です。現在僕は大分県にある二つの中学校で英語を教えるかたわら、日本語で小説を書いています。将来の夢は、日本で作家になることです。アメリカ人初の芥川賞受賞者になることを目指しています。「雑文集」は、今まで日本語で書いた文章を全てまとめたものです。

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-カラハン湖の渡り[本文より]
第二言語の勉強は、始めたばかりの頃が一番大変だと言われる。僕が日本語を勉強し始めたとき、雲はいつもより低く垂れ込め、父さんはアルコール依存症であり、リチャードが君主のようにアルマー町を支配していた。僕はがりがりに瘦せている高校一年生で、あだ名が「ヘンタイ」だった。こんな風に、僕の場合は別の意味で大変だったのだ。

-ポケモン[本文より]
トレーナーというのは、優秀な知性を活かしてポケモンを自分の奴隷にする、軍人のことである。戦闘経験の蓄積と金を狙い、トレーナーはポケモンを無慈悲な殺人マシンに仕立てて他のトレーナーと戦う。こうした生活が切りなく続くと、多くのトレーナーは自分のポケモンが強くなるほど他のポケモンが欲しくなり、日常的な判断力をどんどん失ってしまい、「なかなかなかなかなかなかなかなか大変だけど必ずGETだぜ!」という激しい悪循環に陥るケースが非常に多い。

ー謎の男[本文より]
きつね色の制服を着ている脚の長いおねえさんがそっと現れ、こちらになりますと手の平を天井の方へ向けてエレベーターの方へと歩き始める。僕は彼女のあとについていく。近くのビジネスホテルでも全然良かったのにと自分を責めながら、何気なく三万円を渡したことにとても感動する。すごい人だと思われているに違いない。一人で和室のスイートに泊まるような、謎に包まれた人。素晴らしい。

-よくあるご質問[本文より]
Q:今何歳?
A:23歳
Q:戦闘力はいくつ?
A:9000(界王拳を使えば18000)
Q:今の彼女とどこで知り合った?
A:不思議なビデオを見たら一週間後テレビから出てきた。

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この続きは本編でお楽しみください。
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